专利摘要:
医療デバイスならびにその作製および使用方法。例示的な医療デバイス(10)が、コア部材(18)およびコア部材の一部分の上に配設された管状部材(24)を含む。管状部材には複数のスロット(26)が形成されている。
公开号:JP2011508649A
申请号:JP2010541489
申请日:2008-12-22
公开日:2011-03-17
发明作者:ダブリュ. ノースロップ、クレイ
申请人:ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc.;
IPC主号:A61M25-00
专利说明:

[0001] 本発明は、例えば、血管内ガイドワイヤ、カテーテル等の体内医療デバイス、および医療デバイスの改善された製造方法に関する。より詳細には、本発明は複数のスロットが形成された管状部材を含む医療デバイスに関する。]
背景技術

[0002] 多種多様な体内医療デバイスが、例えば血管内用など、医療用に開発されてきた。これらのデバイスのいくつかには、ガイドワイヤ、カテーテル等を含む。既知の医療デバイスのそれぞれが、特定の長所および短所を有する。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 代替的な医療デバイスの提供、ならびに医療デバイスを製造および使用するための代替的な方法が、引き続き必要とされている。]
課題を解決するための手段

[0004] 本発明は、医療デバイスの設計、材料および製造方法の代替案を提供する。例示的な医療デバイスには、複数のスロットが形成された管状部材を含む。スロットは、多くの異なる方法で配置および/または構成することができる。本発明のデバイスおよび方法のこれらおよび他の特徴および特色のいくつかを、以下でより詳細に説明する。]
[0005] いくつかの実施形態の上記の概要は、本発明のそれぞれの開示された実施形態またはすべての実施例を説明しようとするものではない。以下の図、および発明を実施するための形態は、これらの実施形態をより詳細に例示する。]
[0006] 本発明は、以下の本発明の様々な実施形態の説明を添付の図面と併せて検討することによって、より完全に理解することができる。]
図面の簡単な説明

[0007] 血管内に配設された例示的な医療デバイスを示す平面図。
一部が破断された例示的な医療デバイスを示す側面図。
一部が破断された別の例示的な医療デバイスを示す側面図。
例示的な管状部材の一部分を示す図。
図3に示す管状部材の断面図。
図3に示す管状部材の別の断面図。
例示的な切込刃の一部分を示す図。
別の例示的な管状部材の一部分を示す図。
別の例示的な切込刃の一部分を示す図。
別の例示的な管状部材の一部分を示す図。
別の例示的な管状部材の一部分を示す図。
別の例示的な切込刃の一部分を示す図。
別の例示的な管状部材の一部分を示す斜視図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる切込みを示す断面図。
図10の線12−12における断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。
例示的な管状部材および管状部材にスロットを形成するために使用することができる様々な切込みを示す断面図。] 図10 図3
実施例

[0008] 本発明は、様々な変更物や代替物へ変更可能であるが、その詳細は図面において実施例として示されており、以下に詳述される。しかしながら、本発明は、記載された特定の実施例に限定されるものではない。本発明は、その趣旨及び範囲内に含まれる全ての変更物や均等物や代替物を包含するものである。]
[0009] 以下の定義された用語について、特許請求の範囲または本願明細書中に他の異なる定義が記載されていない限り、これらの定義が適用される。
すべての数値は、明示的に記載されているか否かにかかわらず、本願明細書では「約(about)」という用語で修正されることが想定されている。「約」という用語は一般に、当業者が、記載された数値と均等であると考える(すなわち、同じ機能または結果を有する)、ある範囲の数のことをいう。多くの場合、「約」という用語は、最も近い有効数字に丸められた数字を含むことができる。]
[0010] 両端による数値範囲の記載は、その範囲内のすべて数を含む(例えば、1から5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4および5を含む)。
本願明細書および添付の特許請求の範囲で使用される単数形「1つ(a)」、「1つ(an)」、および「その(the)」は、文中に他に明確な記載がない限り、複数形も含む。本願明細書および添付の特許請求の範囲で使用される「または(or)」という用語は一般に、文中に他に明確な記載がない限り、「および/または(and/or)」を含む意味で使用される。]
[0011] 以下の詳細な説明は図面を参照しながら読むべきであり、異なる図面における同様の要素は同じ番号が付されている。図面は、必ずしも等縮尺ではなく、例示的な実施形態を示しており、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。]
[0012] 図1は、血管12に配設された、例えばガイドワイヤなど例示的な医療デバイス10の平面図である。ガイドワイヤ10は、一般に患者の体内構造内で使用するように構成される先端区分(distal section)14を含むことができる。ガイドワイヤ10は、一般的な手技および処置による血管内処置のために使用することができる。例えば、ガイドワイヤ10は、病態を治療および/または診断するために、カテーテルの形態をとることができる別の医療デバイス16とともに使用することができる。当然のことではあるが、医療従事者には、ガイドワイヤおよび他の同様に構成された医療デバイスのための数多くの他の使用も知られている。] 図1
[0013] ここで図2を参照すると、ガイドワイヤ10の先端区分14が示されている。図示されるように、ガイドワイヤ10は、コアワイヤ18およびコアワイヤ18の少なくとも一部分の上に配設された管状部材24を含むことができる。いくつかの実施形態では、コアワイヤ18は、管状部材24の先端部へと延びることができる。他の実施形態では、管状部材24は、コアワイヤ18の先端部を超えて先端側に延びることができる。コアワイヤ18、および/またはガイドワイヤ10のために全体的に平滑な外表面を画成することができる管状部材24の一部分または全体の上に、シースまたはカバー22を配設することができる。しかしながら、他の実施形態では、そのようなシースまたはカバー22は、管状部材24および/またはコアワイヤ18が外表面を形成することができるように、ガイドワイヤ10の一部分または全体からなくしてもよい。コイル46をコアワイヤ18および/または管状部材24の近傍に配設することができる。図2では、シースまたはカバー22の一部が破断されてコアワイヤ18および管状部材24の側面図を示している。ガイドワイヤ10の先端部に、丸みを帯びた、または一般に非侵襲の先端チップ11を形成することができる。コアワイヤ18は、先端チップ11へ、および/または先端チップ11内へと延びることができ、あるいは、その基端側で終端することができる。いくつかの実施形態では、管状部材24がコアワイヤ18に取り付けられている。例えば、管状部材24およびコアワイヤ18を、管状部材24の基端部、管状部材24の先端部、その両方、および/またはそれらの間の適切な位置に取り付けることができる。コアワイヤおよび管状部材の取り付けについては、米国特許出願公開第2004/0181174号において記載されており、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。] 図2
[0014] 本願明細書においては、医療デバイス10がガイドワイヤである実施形態に関して述べているが、これらの実施形態に限定することを意図するものではない。デバイス10が、カテーテル(ガイドカテーテル、バルーンカテーテル等を含む)、内視鏡デバイス、腹腔鏡デバイス等の別のデバイス、または基本的に任意の場所および/または患者の体内管腔内での使用に適した他の適切な案内、診断または治療デバイスである、多くの代替実施形態が企図されていることが理解されよう。例えば、図2Aは、カテーテル・シャフト54を有するカテーテルとして、別の例示的な医療デバイス10’を示す。シャフト54の基端部は、基端側ハブ56を含むことができる。ハブ56は、張力緩和部(strain relief)60を含むことができる。シャフト54の先端部は、様々な形態をとり得る先端チップ領域58を含むことができる。カテーテル・シャフト54は、管状部材24を含む本願明細書に開示された他の管状部材と同様とすることができる管状部材24’を含み得る。複数のスロット26’を管状部材24’に形成することができる。スロット26’は、スロット26(後述)または本願明細書で説明される他のスロットと同様とすることができる。管状部材24’は、カテーテル・シャフト54の任意の部分または全体に沿って延びることができる。カテーテル10’はまた、米国特許第7,001,369号に記載された特徴も含むことができ、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。] 図2A
[0015] ここで図2に戻ると、上記で示したように、管状部材24は、その中に形成され、例えば、管状部材24の外表面30と内表面31との間の少なくとも一部に延びる、複数のスロット26を含むことができる。スロット26は管状部材24内に微細機械加工または他の方法で形成することができ、管状部材24が屈曲時により高い可撓性を有するように構成することができる。スロット26を形成する方法は、利用可能な範囲で、例えば、米国特許出願公開第2003/0069522号および米国特許出願公開第2004/0181174号、および/または、米国特許第6,766,720号および米国特許第6,579,246号に開示された適切な微細機械加工方法および他の切込方法などを含むことができることに留意すべきであり、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。これらおよび他の切込方法はまた、鋸断(例えば、ダイヤモンド砥粒が埋め込まれた半導体ダイシングブレード)、エッチング(例えば米国特許第5,106,455号に説明されたエッチング処理を使用し、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする)、レーザー切断、放電加工等も含むことができる。ガイドワイヤ10を製造する方法は、これらまたは他の製造工程を使用して管状部材24内にスロット26を形成することを含むことができる。] 図2
[0016] スロット26の配置および構成の様々な実施形態が企図されている。スロット26は、管状部材24の長手方向軸に対して直交するように配置することができる。あるいは、この配置は、スロット26が管状部材24の長手方向軸の法線面にあると説明することもできる。他の実施形態では、スロット26は、長手方向軸の法線面に対して所定の角度で形成することができる。いくつかの実施形態では、スロット26を管状部材24の一部に形成することができるが、他の実施形態では、スロット26は管状部材24の全体に延在してもよい。個々のスロット26の1つまたは複数は、一部のみが管状部材24の長手方向軸の周りに延在してもよい。さらに他の実施形態では、スロット26は、管状部材24の長手方向軸の周りをらせん状に延在可能である。スロット26は2つ、3つまたはそれより多くの組になって形成することができ、これらを管状部材24の軸に沿って実質的に同じ場所に配置することができ、また、長手方向軸に対して実質的に直交するように配置することができる。スロット24の分布および/または構成はまた、利用可能な範囲で、米国特許出願公開第2004/0181174号に開示されたものを含むことができ、同特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。]
[0017] スロット26は、これらの設計上の検討事項の少なくともいくつかを考慮に入れて、管状部材24内に配設することができる。ここで管状部材24の一部分を示す図3に戻ると、スロット26は、楕円形または長円形とすることができる。この形に加えて、スロット26は、スロット26が管状部材24の外表面30に、管状部材24の内表面31(図3Aに最も良く示されている)とは異なる幾何学的形状(geometry)、すなわち形(shape)を有するように、管状部材24内に形成することもできる。例えば、スロット26は、外表面30に沿って第1の形状、すなわち形28aを有し、内表面31に沿って第2の形状、すなわち形28bを有することができる。図示されたもの以外に、円形、三角形、四角形、長方形、平行四辺形、菱形、台形、多角形(基本的に任意の数の辺を有する多角形を含む)、規則的な形のもの、不規則な形のもの、星形、文字形(例えば、「U」字形、「L」字形等)、または他の適切な形を含む、多くの形状/形が企図されていることに留意されたい。] 図3 図3A
[0018] いくつかの実施形態では、第1の形状28aおよび第2の形状28bは、同じ形で寸法が異なる。したがって、第1の形状28aと第2の形状28bとは、形状が似ている−すなわち、同じ形で寸法が異なる。これは、寸法が異なるために、楕円、長円、または他の閉じた形を作る曲線またはアーチが異なる場合にも当てはまる。スロット26の形状は、例えば、寸法の変更および/または形の変更を含む、少なくともいくつかの具体的な方法で、外表面30と内表面31とで異なることが意図されている。しかしながら、この注記は形状28a/28bが必ずしも異なる形状(例えば、円形に対して正方形)であることを意味するものではないが、これらの類の配置も企図されている。したがって、管状部材24のいくつかの実施形態は、外表面30と内表面31とに沿って、全く異なる形(例えば、円形に対して正方形)を有するスロット26も含む。]
[0019] 外表面30と内表面31との間において、管状部材24は、第1の形状28aが第2の形状28bへと移行する、斜面または傾斜した領域27を含むことができる(図3A〜3Bも参照)。斜面27は、外表面30に対して適切な角度で配設することができる。さらに、斜面27は、一定の角度、段階的あるいは適切な様式で変化する角度(すなわち、可変角度)等で配設することができる。したがって、斜面27は、第1の形状28aが第2の形状28bへと変化する、管状部材24の構造要素とすることができる。] 図3A 図3B
[0020] スロット26の形成には、刃32を含む適切な切込デバイスの使用を含むことができる。刃32は、スロット26に所望の形および/または構造を付与するように設計された切込面34を含む。例えば、刃32は、管状部材24内に楕円スロット26を形成することができる、丸みを有する、すなわち曲線状の切込面34を備えることができる。さらに、アーチ形の切込面34もまた、斜面27を形成するように構成することができる。]
[0021] 刃32は、内表面31に沿ったスロット26の幅が外表面30に沿ったスロット26の幅より小さくなるように、スロット26を形成することができる。これにより、管状部材24は多くの望ましい特徴を有することができる。例えば、いくつかのスロット26の形状および/または構造は、他のスロットの形および/または構造よりも、優れた耐用年数対剛性、軸方向剛性比対曲げ剛性比、ねじり剛性比対曲げ剛性比等を提供することができる。さらに、スロット26の形状および/または構造は、単位長さあたりの管状部材24に組み込む特徴の数を減らすことによって、機械加工および/または切込時間を短縮するように選択することができる。例えば、スロット26は外表面30に沿ってより幅広にすることができるため、所望の特性(例えば、可撓性、ねじり剛性等)を有する管状部材24を製造するために、スロット26の数が少なくて済む。少なくともいくつかの実施形態では、刃32は、スロット26を、外表面30に沿った幅が管状部材24の外径の約10分の1の長さまたはそれより長くなるように形成することができる。反対に、内表面31に沿ったスロット26の幅を、管状部材24の外径の約10分の1の長さまたはそれより短くすることができる。]
[0022] 上記で図3に関して説明したように、スロット26は、楕円とすることができる。しかしながら、楕円としてのスロット26の説明に限定されるものではなく、いくつかの他の形も企図されている。例えば、図5は、半月形のスロット126を有する管状部材124の一部分を示す。「半月形」という用語は、本発明の精神から逸脱せずに、三日月形、半円形、半楕円形等ということもできることに留意されたい。スロット26と同様に、斜面127によって、スロット126は管状部材124の外表面130に沿って第1の形状、すなわち形128aを有し、内表面に沿って第2の形状、すなわち形128bを有する。スロット126の形成には、切込面134を有する刃132の使用を含むことができる。切込面134は、楔様の形または外観を有してもよい。] 図3 図5
[0023] スロット126の配置はまた変更可能である。例えば、図5は、スロット126を管状部材124の長手方向軸に沿って連続して配設することができることを示している。例えば、一連のスロット(例えば、第1のスロット126および第2のスロット126’)は、スロット126/126’のアーチ部分が同じ側にくるように、連続して配設されている。図7は、連続したスロット(例えば、第1のスロット226および第2のスロット226’)がスロット226/126’のアーチ部分が反対側にくるように反転されている、別の例示的な管状部材224を示している。] 図5 図7
[0024] 図8には別の例示的な管状部材324の一部分が示されている。管状部材324はひし形のスロット326を含む。スロット326は、スロット326が管状部材324の外表面330に第1の形状、すなわち形328aを有し、内表面に第2の形状、すなわち形328bを有するように決定づける斜面327を含む。スロット326の形成には、切込面334を有する刃332の使用を含むことができる。切込面334は、例えば、先の尖った形を有してもよい。] 図8
[0025] ガイドワイヤ10の様々な構成部品に使用することができる材料は、一般に医療デバイスに関連付けられるものを含むことができる。特定のコアワイヤ(例えば、コアワイヤ18)、管状部材(例えば、管状部材24)、シース(例えば、シース22)、またはガイドワイヤ(例えば、ガイドワイヤ10)の他の構成部品に関する説明は、本願明細書に開示された他のコアワイヤ、管状部材等にも当てはめることができる。例えば、コアワイヤ18および/または管状部材24(および/または本願明細書に開示された他のコアワイヤ、管状部材等)は、金属、金属合金、金属−ポリマー複合体、それらの組み合わせ等、または他の適切な材料から形成することができる。適切な金属および金属合金のいくつかの例は、304V、304Lおよび316LVステンレス鋼などのステンレス鋼;軟鋼;線形弾性および/または超弾性ニチノールなどのニッケル−チタン合金;ニッケル−クロム−モリブデン合金(例えば、INCONEL(登録商標)625などのUNS:N06625、HASTELLOY(登録商標)C22(登録商標)などのUNS:N06022、HASTELLOY(登録商標)C276(登録商標)などのUNS:N10276、他のHASTELLOY(登録商標)合金等)、ニッケル−銅合金(例えば、MONEL(登録商標)400、NICKELVAC(登録商標)400、NICORROS(登録商標)400等のUNS:N04400)、ニッケル−コバルト−クロム−モリブデン合金(例えば、MP35−N(登録商標)等のUNS:R30035)、ニッケル−モリブデン合金(例えば、HASTELLOY(登録商標)ALLOYB2(登録商標)などのUNS:N10665)、他のニッケル−クロム合金、他のニッケル−モリブデン合金、他のニッケル−コバルト合金、他のニッケル−鉄合金、他のニッケル−銅合金、他のニッケル−タングステンまたはタングステン合金等の他のニッケル合金;コバルト−クロム合金;コバルト−クロム−モリブデン合金(例えば、ELGILOY(登録商標)、PHYNOX(登録商標)等のUNS:R30003);白金富化ステンレス鋼;それらの組み合わせ等;または他の適切な材料を含む。]
[0026] 上記で示唆した通り、市販されているニッケル−チタンまたはニチノール合金族には、「線形弾性」または「非超弾性」と呼ばれるカテゴリーがあり、これは、従来の形状記憶および超弾性のものと化学的性質は同様であり得るが、別の有用な機械的特性を示すことができる。線形弾性および/または非超弾性ニチノールは、応力/ひずみ曲線で、超弾性ニチノールのように実質的な「超弾性プラトー」または「フラグ領域」を示さないということにおいて、線形弾性および/または非超弾性ニチノールを超弾性ニチノールと区別することができる。その代わりに、線形弾性および/または非超弾性ニチノールでは、回復可能なひずみが増加すると、応力は、塑性変形が始まるまで、実質的に線形、または必ずしも完全にではないが、ある程度線形関係で、または少なくとも超弾性ニチノールで見ることのできる超弾性プラトーおよび/またはフラグ領域よりも線形関係で、増加し続ける。]
[0027] したがって、この開示では、線形弾性および/または非超弾性ニチノールは、「実質的」線形弾性および/または非超弾性ニチノールであるということもできる。
いくつかの場合では、線形弾性および/または非超弾性ニチノールは実質的に弾性を維持しながら(例えば、塑性変形前)最大約2〜5%のひずみを受けることができる一方、超弾性ニチノールは塑性変形前に最大約8%のひずみを受けることができるということにおいて、線形弾性および/または非超弾性ニチノールを超弾性ニチノールと区別することもできる。これらの材料はどちらも、塑性変形前に約0.2〜0.44%のひずみのみを受けることができる、ステンレス鋼など他の線形弾性材料と区別することができる(組成によっても区別することができる)。]
[0028] いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金は、広い温度範囲にわたって、DSCおよびDMTA分析によって検出可能なマルテンサイト/オーステナイト相変化を示さない合金である。例えば、いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金において、約−60℃から約120℃の範囲でDSCおよびDMTA分析によって検出可能なマルテンサイト/オーステナイト相変化が存在しないことがあり得る。したがって、そのような材料の機械的曲げ特性は、この非常に広い温度範囲にわたって、温度の影響を一般に不活性化することができる。いくつかの実施形態では、大気温度または室温での線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金の機械的曲げ特性は、体温での機械的特性と実質的に同じであり、例えば超弾性プラトーおよび/またはフラグ領域を示さない。言い換えると、線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金は、広い温度範囲にわたってその線形弾性および/または非超弾性の特徴および/または特性を維持し、基本的に降伏点を有さない。]
[0029] いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金は、約50から約60重量パーセントをニッケルとし、残りを基本的にチタンとすることができる。いくつかの実施形態では、約54から約57重量パーセントがニッケルの組成である。適切なニッケル−チタン合金の1つの例は、古河テクノマテリアル社(Furukawa Techno Material Co.)[日本国神奈川県所在]から市販されているFHP−NT合金である。ニッケルチタン合金のいくつかの例は、米国特許第5,238,004号および米国特許第6,508,803号に開示されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。他の適切な材料は、ULTANIUM(商標)(ネオメトリクス社(Neo−Metrics)から市販されている)およびGUM METAL(商標)(トヨタ社(Toyota)から市販されている)を含むことができる。いくつかの他の実施形態では、所望の特性を得るために、例えば超弾性ニチノールなどの超弾性合金を使用することができる。]
[0030] 少なくともいくつかの実施形態では、コアワイヤ18および/または管状部材24(および/または本願明細書に開示された他のコアワイヤ、管状部材等)の一部分または全体を、放射線不透過性の材料でドープし、形成し、または他の方法で含むことができる。放射線不透過性の材料は、医療処置中に、蛍光スクリーンまたは別の画像技術で比較的明るい画像を生成することができる材料として理解される。この比較的明るい画像は、デバイス10の使用者がその場所を判断することを助ける。放射線不透過性の材料いくつかの例は、金、白金、パラジウム、タンタル、タングステン合金、放射線不透過性充填剤が充填されたポリマー材料等を含むことができるが、これに限定されるものではない。さらに、同じ結果を得るために、放射線不透過性のマーカバンドおよび/またはコイルを、ガイドワイヤ10の設計に組み込むことができる。]
[0031] いくつかの実施形態では、ある程度のMRI適合性がデバイス10に与えられる。例えば、磁気共鳴画像(MRI)機械との適合性を高めるために、コアワイヤ18および/または管状部材24、または医療デバイス10の他の部分を、ある程度のMRI適合性を与える方法で作製することが望ましいことがある。例えば、コアワイヤ18および/または管状部材24、またはその一部分を、実質的に画像を歪ませず、実質的なアーチファクトを形成しない(アーチファクトとは虚像である)材料から作製することができる。例えば、ある種の強磁性材料は、MRI画像にアーチファクトを形成することがあるため、適切ではない場合がある。コアワイヤ18および/または管状部材24、またはそれらの一部分を、MRI機械が撮像することのできる材料から作製することもできる。これらの特徴を示すいくつかの材料は、例えば、タングステン、コバルト−クロム−モリブデン合金(例えば、ELGILOY(登録商標)、PHYNOX(登録商標)等のUNS:R30003)、ニッケル−コバルト−クロム−モリブデン合金(例えば、MP35−N(登録商標)等のUNS:R30035)、ニチノール等、およびその他を含む。]
[0032] ここでコアワイヤ18を参照すると、コアワイヤ18全体は、その長さに沿って同じ材料から作製することができ、またはいくつかの実施形態では、異なる材料から作製される部分または区分(section)を含むことができる。いくつかの実施形態では、コアワイヤ18を構成するのに使用される材料は、コアワイヤ18の異なる部分に異なる可撓性および剛性の特性を与えるように選択される。例えば、コアワイヤ18の基端領域および先端領域は、例えば異なる弾性率を有する材料など、異なる材料から形成することができ、その結果、異なる可撓性が得られる。いくつかの実施形態では、基端領域を構成するのに使用される材料は、押圧性およびトルク性を得るために比較的剛性とすることができ、先端領域を構成するのに使用される材料は、より良好な横方向の追従性および操縦性を得るために比較的可撓性とすることができる。例えば、基端領域は直線状の304vステンレス鋼ワイヤまたはリボンから形成することができ、先端領域は、例えばニッケル−チタン合金ワイヤまたはリボンなど、直線状の超弾性または線形弾性合金から形成することができる。]
[0033] コアワイヤ18の異なる部分が異なる材料から作製される実施形態では、そのような異なる部分は、適切な連結技術を使用して連結することができる。例えば、コアワイヤ18の異なる部分は、溶接(レーザー溶接を含む)、半田付け、ろう付け、接着剤等、またはそれらの組み合わせを使用して連結することができる。さらに、いくつかの実施形態は、異なる材料から形成されたコアワイヤ18の異なる部分を連結するために、1つまたは複数の機械的コネクタまたはコネクタアセンブリを含むことができる。コネクタは、ガイドワイヤの部分を連結するのに一般に適切な構造を含むことができる。適切な構造の1つの例は、基端部分および先端部分の端部を受けて連結するのに適切な寸法の内径を有するハイポチューブ、またはコイル状のワイヤなどの構造を含む。異なるシャフトの区分(section)を相互に連結するために使用することのできる適切な技術および構造のいくつかの他の例は、2001年10月5日に出願された米国特許出願第09/972,276号、2002年2月28日に出願された米国特許出願第10/068,992号、および2003年2月26日に出願された米国特許出願第10/375,766号に開示されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。]
[0034] コアワイヤ18は、中実の断面を有することができるが、いくつかの実施形態では、中空の断面を有することもできる。さらに他の実施形態では、コアワイヤ18は、中実の断面および中空の断面を有する領域の組み合わせを含むことができる。さらに、コアワイヤ18、またはその一部分は、丸みのあるワイヤ(rounded wire)、平坦なリボン、または様々な断面形状を有する他の構造から作製することができる。コアワイヤ18の長さに沿った断面形状は、一定または変更することもできる。例えば、図2は、円形の断面を有するコアワイヤ18を示す。本発明の精神から逸脱することなく、他の断面形またはそれらの形の組み合わせを使用することもできることが理解されよう。例えば、コアワイヤ18の断面形は、楕円、長方形、正方形、多角形等、または任意の適切な形とすることができる。] 図2
[0035] シース22は、ポリマーまたは他の適切な材料から作製することができる。適切なポリマーのいくつかの例は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレンテトラフルオロエチレンエチレン(ETFE)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリオキシメチレン(POM、例えば、デュポン社(DuPont)から市販されているDELRIN(登録商標))、ポリエーテルブロックエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエーテル−エステル(例えば、DSMエンジニアリング・プラスチックス社(DSM Engineering Plastics)から市販されているARNITEL(登録商標))、エーテルまたはエステルベースのコポリマー(例えば、ブチレン/ポリ(アルキレンエーテル)フタレートおよび/またはデュポン社(DuPont)から市販されているHYTREL(登録商標)などの他のポリエステルエラストマー)、ポリアミド(例えば、バイエル社(Bayer)から市販されているDURETHAN(登録商標)、またはエルフ・アトケム社(Elf Atochem)から市販されているCRISTAMID(登録商標))、エラストマーポリアミド、ブロックポリアミド/エーテル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA、例えばPEBAX(登録商標)の商標名で市販されている)、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、シリコーン、ポリエチレン(PE)、Marlex高密度ポリエチレン、Marlex低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン(例えばREXELL(登録商標))、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリパラフェニレンテレフタルアミド(例えば、KEVLAR(登録商標))、ポリスルホン、ナイロン、ナイロン−12(EMSアメリカン・グリロン社(EMS American Grilon)から市販されているGRILAMID(登録商標)など)、ペルフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、エチレンビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリスチレン、エポキシ、ポリ塩化ビニリデン(PVdC)、ポリカーボネート、イオノマー、生体適合性ポリマー、他の適切な材料、またはそれらの混合物、組み合わせ、それらのコポリマー、ポリマー/金属複合体等を含むことができる。いくつかの実施形態では、シース22は、液晶ポリマー(LCP)とブレンドすることができる。例えば、混合物は、最大約6%のLCPを含むことができる。これによりトルク性が改善されることが明らかにされている。これらおよび他の材料の材料および処理技術の選択を使用することによって、所望の結果を得るために熱可塑性、溶剤可溶性、および熱硬化性の変形体を使用することができる。]
[0036] いくつかの実施形態では、ガイドワイヤ10の外面(例えば、コアワイヤ18の外面および/または管状部材24の外面)は、サンドブラスト、ビードブラスト、重炭酸ナトリウムブラスト、電解研磨等を施すことができる。これらおよびいくつかの他の実施形態では、シース22の一部分または全体の上に、あるいはシース22を使用しない実施形態では、コアワイヤ18および/または管状部材の一部分、またはデバイス10の他の部分の上に、例えば、潤滑性、親水性、保護性、または他の種類のコーティングなどのコーティングを施すことができる。]
[0037] あるいは、シース22は、潤滑性、親水性、保護性、または他のタイプのコーティングを含むことができる。フルオロポリマーなどの疎水性コーティングは、ガイドワイヤの取扱いおよびデバイスの交換を向上させる乾式潤滑性をもたらす。潤滑性コーティングによって操縦性が向上し、病変部通過能力が向上する。適切な潤滑性ポリマーは当技術分野で周知であり、シリコーン等、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアリレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ヒドロキシアルキルセルロース、アルギン、糖類、カプロラクトン等の親水性ポリマー、ならびにそれらの混合物および組み合わせを含むことができる。親水性ポリマーは、適切な潤滑性、結合性、および可溶性を有するコーティングを生成するために、親水性ポリマー同士で、または調合量の水不溶性化合物(いくつかのポリマーを含む)とブレンドすることができる。そのようなコーティングならびにそのようなコーティングを形成するために使用される材料および方法のいくつかの他の例は、米国特許第6,139,510号および米国特許第5,772,609号に開示されており、これら特許文献に開示された内容は本願においても開示されたものとする。]
[0038] コーティングおよび/またはシース22は、例えば、コーティング、押出成形、共押出成形、断続層共押出成形(ILC)、またはいくつかの区分(segment)の端部と端部との溶合によって、形成することができる。層は、均一の剛性、または基端端部から先端部へと漸次低下する剛性を有することができる。漸次低下する剛性は、ILCによって連続的なものとすることができ、または別個の押出成形された管状区分同士の溶合によって段階的なものとすることができる。外側層を放射線不透過性の充填剤に含浸させて、X線での可視化を容易にすることができる。当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなく、これらの材料を様々に変更できることを理解するであろう。]
[0039] 図10〜20は、管状部材のスロットの分布に企図されている、いくつかの追加の変形例を示すために、管状部材および例示的な管状部材に形成された切込みの多様な例を示している。簡便性のために、これらの図を通して同様の参照番号を使用する。しかしながら、いくつかの異なる管状部材は、本願明細書に開示されたデバイスおよび/またはガイドワイヤで使用することができるものを含む、上記の説明によって形成または画成することができる。これらの図の説明では、「ビーム」および/または「複数のビーム」(“beam”and/or“beams”)という語を使用する。ビームは、スロットを形成するために管状部材の一部分を切除した後に残る、管状部材の一部分であり、外観が梁(beam)に似ていることが多い。] 図10 図11 図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18 図19
[0040] ここで例示的な管状部材424の斜視図である図10を参照すると、スロット426が管状部材424に沿ってどのように分布され得るか、ならびにビーム448がスロット426間にどのように配置されるかを全体的に見ることができる。ここで図11を参照すると、スロットを形成するために切込部材または刃によって管状部材424に切込みを入れるとき、刃が特定の角度位置で(例えば、簡便性のために、角度位置は管状部材424の右側または0°位置と想定する)、切込深さCDと呼ばれる位置へと管状部材424を通過し、スロット426(管状部材424に切込みを入れることによって除去された部分として想像線で示す)を画成する。この例では、ビーム高さBHは、径方向のビームの幅の長さである。ビーム高さBHは、管状部材424の切込深さCDおよび外径ODと関係する。例えば、少なくともいくつかの例では、切込深さCDが「より深い」ほど、ビーム高さBHは「より短く」なる。実際、切込深さCDとビーム高さBHの関係は、次の式で表すことができる:] 図10 図11
[0041] 管状部材424の同じ長手方向位置に(例えば、図12に示すように、管状部材424の反対側の角度位置(例えば、180°)から)、別の切込みを形成することができる。ここで、第2のスロット426’が形成されていることを確認できる。第2の切込みは一対のスロット426/426’を形成するだけでなく、一対のビーム448/448’も画成する。] 図12
[0042] 管状部材424の長さに沿って別の切込みを形成することによって、スロットおよびビームの別の対を形成することができる。いくつかの実施形態では、切込みを同じ位置から(例えば、管状部材424の0°および180°位置から)とすることができる。あるいは、切込みを異なる角度位置から始めることができる。例えば、管状部材424の連続する長手方向位置に形成された第1の切込みは、第1の長手方向位置に第1の切込みが形成された場所から径方向の距離または角度Aだけ回転することができる。角度Aは、図13に示すように、例えば、約60〜120°または約85°など、適切な角度とすることができる。管状部材424の反対側からの別の切込みはビーム450/450’の第2の対を画成する。切込みは、他の長手方向位置で、同じ範囲または異なる範囲だけ回転することができる。] 図13
[0043] ビーム対448/448’および/または450/450’はすべて、管中心線Cと位置合わせする中心を有する(すなわち、向かい合うビーム対の中間に引かれた線が管中心線Cを通る)。これはいくつかの実施形態では望ましいが、より低い曲げ剛性の構造を形成するように、管中心線Cから偏倚して(offset)配置されたビーム中心を含む他の配置も企図されている。例えば、図14は、ビーム対448/448’およびビーム対450/450’が互いに対して90°回転されている管状部材424’を示す。ビーム448/448’は管中心線Cと位置合わせされている。しかしながら、ビーム450/450’は管中心線Cから距離Dだけ偏倚されている。このような配置によって、異方性の(すなわち、一方の平面での曲げが他方の平面と比べて柔軟な)管状部材を得ることができる。ビーム448/448’およびビーム450/450’の両方が管中心線Cから偏倚して配置されている他の構成も企図されている。偏倚する量は同じであってもよく、または同じでなくてもよい。さらに、ビーム対は、適切な角度で管状部材424’の外周面に沿って回転されていてもよく、または回転されていなくてもよい。偏倚が同じであり角度が固定されている実施形態では、等方性の管状部材となり得る。] 図14
[0044] 他の「偏倚」ビーム構造には別の変形例も企図されている。ここで図15を参照すると、本願明細書で説明されているデバイスで使用することができる別の例示的な管状部材524の断面が示されている。管状部材524の構造は、スロット/ビーム配置を含み、ビームの偏倚する量または距離は、スロット/ビームを画成する切込みが始まる角度位置の関数で変化する。企図されている配置を理解するために、いくつかの関係を定義することができる。例えば、CD1は一対のビームを形成する一対の切込みの第1の切込みである。CD2は一対のビームを形成する一対の切込みの第2の切込みである。MAXOFFSETは最大の所望のビーム中心線の偏倚であり、適切な距離として固定することができる。ANGULARPOSITIONは、所定の切込みを形成するために刃が管中心線Cに接近(approach)する角度である。] 図15
[0045] 正弦および余弦関数(原点の右に0°、および原点の周りを反時計方向回転で増加する角度位置の円)に関連する典型的なダイアグラムを使用して、所定の切込みの深さ(例えば、切込深さCDnすなわち公称切込深さ)を、ANGULARPOSITIONの関数によって次のように定義することができる:]
[0046] 切込深さCDは上記で定義される。第1の切込みが0°位置から形成される場合は次の通りとなる:]
[0047] Cos(0°)は1であるので、次の通りとなる:]
[0048] CD1を図15に示す。第2の切込みでは、ANGULARPOSITIONは180°となり得るので、次の通りとなる:] 図15
[0049] Cos(180°)は(−1)であるので、次の通りとなる:]
[0050] CD2を図16に示す。次いで、これらの2つの切込みによって、中心線が管中心線から180°方向に向かって(左へ)MAXOFFSET単位だけシフトした一対のビーム548/548’が得られる。] 図16
[0051] 切込みの連続対が、例えば切込み対の間で85°の角度で回転された場合、連続対の次の切込みは265°から管中心線に接近する。この「第3の」切込みの切込深さCD3は次の通りとなる:]
[0052] CD3を図17に示す。次のすなわち「第4の」切込みは265°+180°すなわち445°(または445°−360°=85°)から接近し、切込深さCD4は次の通りとなる:] 図17
[0053] CD4を図18に示す。このビーム対550/550’のビーム中心線は、管中心線Cから265°位置に向かって、0.0872*MAXOFFSET単位となる。次の切込みは85°(最後の切込みの位置)+85°(ねじれ角)すなわち170°からとなる。したがって、「第5の」切込みの第5の切込深さCD5は次の通りとなる:] 図18
[0054] CD5を図19に示す。次の切込みは170°+180°すなわち350°からとなる。したがって、「第6の」切込みの第6の切込深さCD6は次の通りとなる:] 図19
[0055] CD6を図20に示す。このビーム対552/552’のビーム中心線は、管中心線から170°方向に向かって、.9848*MAXOFFSET単位だけ変位される。] 図20
[0056] この関数によって、すべての垂直ビーム対のビーム中心線は管中心線の左へMAXOFFSET単位の位置になり(Cos0°=1、Cos180°=−1)、すべての水平ビーム対のビーム中心線は直接管中心線上にくる(Cos90°=Cos270°=0)。ビーム対の他の角度でのビーム−管中心線偏倚は、0からMAXOFFSET単位までの余弦関数によって分布される。様々な関数(例えば、正弦、正接等)を使用して、同様の方法を実施できることが理解されよう。]
[0057] 本開示は、多くの点において例示的なものに過ぎないことを理解されたい。本発明の範囲を超えることなく、特に形、寸法および工程の構成に関する細部に、変更を行うことができる。本発明の範囲は、当然のことではあるが、添付の特許請求の範囲に記載される文言によって定義される。]
权利要求:

請求項1
医療デバイスであって、基端領域および先端領域を有する長尺状シャフトと、前記シャフトの先端領域に結合された管状部材とを含み、該管状部材が外表面および内表面を有することと、前記管状部材には複数のスロットが画成されていることと、前記複数のスロットは前記外表面に第1の形状を有し、前記内表面に第2の形状を有し、第1の形状は第2の形状と異なることとを特徴とする医療デバイス。
請求項2
前記第1の形状および前記第2の形状が、異なる寸法の幾何学的に類似した形状をなす、請求項1に記載の医療デバイス。
請求項3
前記第1の形状が、楕円形、長円形、半円形、半楕円形、半月形およびひし形から選択された形を含む、請求項1または2に記載の医療デバイス。
請求項4
前記管状部材に、前記スロットに近接して斜面が形成されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の医療デバイス。
請求項5
前記スロットが、前記外表面に沿って長手方向に列状に連続して配設されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の医療デバイス。
請求項6
前記スロットの少なくともいくつかが直前のスロットに対して反転されている、請求項5に記載の医療デバイス。
請求項7
前記管状部材が第1のビーム対を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の医療デバイス。
請求項8
前記管状部材が管中心線を含み、前記第1のビーム対が該管中心線から所定距離偏倚されている、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の医療デバイス。
請求項9
前記管状部材がニッケル−チタン合金を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の医療デバイス。
請求項10
医療デバイスを製造する方法であって、外表面および内表面を有する管状部材を設ける工程と、切込面を有する切込刃を設ける工程と、前記管状部材に前記切込刃で複数のスロットを形成する工程とを含み、前記複数のスロットは前記外表面に第1の形状を有し、前記内表面に第2の形状を有し、第1の形状は第2の形状と異なることを特徴とする方法。
請求項11
管中心、長手方向軸および外径を有する管状部材を設ける工程と、前記管状部材の長手方向軸に沿って管状部材の第1の長手方向位置に、第1の角度位置から第1の切込みを形成する工程と、前記管状部材に第1のスロット対および第1のビーム対を画成するように、前記管状部材の第1の長手方向位置に第2の角度位置から第2の切込みを形成し、前記第1のビーム対は管中心から偏倚されている工程と、前記管状部材の長手方向軸に沿って管状部材の第2の長手方向位置に、第3の角度位置から第3の切込みを形成する工程と、前記管状部材に第2のスロット対および第2のビーム対を画成するように、前記管状部材の第2の長手方向位置に第4の角度位置から第4の切込みを形成し、前記第2のビーム対は管中心から偏倚されている工程とによって形成される医療デバイス用の管状部材であって、管中心から偏倚されている前記第1のビーム対と第2のビーム対との距離が、該第1または第2のビーム対を画成する切込みが開始される角度位置の関数であることを特徴とする管状部材。
請求項12
前記関数が余弦関数である、請求項11に記載の管状部材。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US9764118B2|2017-09-19|Guide extension catheter
US10315018B2|2019-06-11|Catheter shaft designs
DE69828429T2|2005-12-08|Ballonkatheter sowie herstellungsverfahren dafür
JP5075632B2|2012-11-21|予め形状化された遠位先端部を有するカテーテル
JP4939754B2|2012-05-30|マーカを備えた複合医療器具
JP5254129B2|2013-08-07|複合ガイドワイヤ
EP2776108B1|2019-07-17|Guide extension catheter
US10207077B2|2019-02-19|Medical device
US8784337B2|2014-07-22|Catheter with an improved flexural rigidity profile
US6503353B1|2003-01-07|Method for making a catheter
US7815599B2|2010-10-19|Catheter having an ultra soft tip and methods for making the same
JP4494782B2|2010-06-30|複合ガイドワイヤ
US8167821B2|2012-05-01|Multiple diameter guidewire
US8409114B2|2013-04-02|Composite elongate medical device including distal tubular member
EP2068994B1|2012-08-01|Catheter shaft including a metallic tapered region
US10499817B2|2019-12-10|Pressure sensing guidewire and methods for calculating fractional flow reserve
US20140081244A1|2014-03-20|Pressure sensing guidewire
JP4805152B2|2011-11-02|医療器具コイル
US9375234B2|2016-06-28|Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel
US8206373B2|2012-06-26|Medical device including braid with coated portion
EP2135634B1|2011-10-19|Bi-Directional Asymmetric Steerable Sheath
JP5271535B2|2013-08-21|外側膨張ルーメンを備える閉塞用バルーンカテーテル
JP4820761B2|2011-11-24|Medical device with a structure for limiting the pressing force
US7744587B2|2010-06-29|Surface modified reinforcing member for medical device and method for making same
EP3195894A1|2017-07-26|Medical devices for use along the biliary and/or pancreatic tract
同族专利:
公开号 | 公开日
EP2249912A1|2010-11-17|
EP3572118A1|2019-11-27|
US8460213B2|2013-06-11|
US20090177185A1|2009-07-09|
EP2249912B1|2019-06-12|
US20130267913A1|2013-10-10|
US9227037B2|2016-01-05|
WO2009088751A1|2009-07-16|
JP5827009B2|2015-12-02|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPH09504980A|1994-03-10|1997-05-20|シュナイダー・(ユーエスエイ)・インコーポレーテッド|可変剛度の軸を有するカテーテル|
JPH10501162A|1994-06-08|1998-02-03|クックペースメーカーコーポレーション|局部的柔軟性を有する拡張シース|
US20010018576A1|1999-11-24|2001-08-30|Radius International Limited Partnership.|Blood vessel catheter|
JP2005533594A|2002-07-25|2005-11-10|ボストンサイエンティフィックリミテッド|Medical device that progresses in human body structure and manufacturing method thereof|
JP2005534407A|2002-08-05|2005-11-17|ボストンサイエンティフィックリミテッド|Medical device having linear member with resistance to collapse and method for manufacturing the same|JP2017113607A|2012-03-16|2017-06-29|テルモ株式会社|ガイドワイヤ|US3241758A|1964-06-24|1966-03-22|Foxboro Co|Fluid logic pulse frequency rate system|
US4547193A|1984-04-05|1985-10-15|Angiomedics Incorporated|Catheter having embedded multi-apertured film|
US4580551A|1984-11-02|1986-04-08|Warner-Lambert Technologies, Inc.|Flexible plastic tube for endoscopes and the like|
US4998923A|1988-08-11|1991-03-12|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Steerable dilatation catheter|
US4795439A|1986-06-06|1989-01-03|Edward Weck Incorporated|Spiral multi-lumen catheter|
US4753238A|1987-01-06|1988-06-28|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Proximal manifold and adapter|
US5095915A|1990-03-19|1992-03-17|Target Therapeutics|Guidewire with flexible distal tip|
US5238004A|1990-04-10|1993-08-24|Boston Scientific Corporation|High elongation linear elastic guidewire|
US5106455A|1991-01-28|1992-04-21|Sarcos Group|Method and apparatus for fabrication of micro-structures using non-planar, exposure beam lithography|
US5329923A|1991-02-15|1994-07-19|Lundquist Ingemar H|Torquable catheter|
AU660444B2|1991-02-15|1995-06-29|Ingemar H. Lundquist|Torquable catheter and method|
US5228441A|1991-02-15|1993-07-20|Lundquist Ingemar H|Torquable catheter and method|
US5315996A|1991-02-15|1994-05-31|Lundquist Ingemar H|Torquable catheter and method|
CA2117088A1|1991-09-05|1993-03-18|David R. Holmes|Flexible tubular device for use in medical applications|
US5741429A|1991-09-05|1998-04-21|Cardia Catheter Company|Flexible tubular device for use in medical applications|
US5328472A|1992-07-27|1994-07-12|Medtronic, Inc.|Catheter with flexible side port entry|
US5437288A|1992-09-04|1995-08-01|Mayo Foundation For Medical Education And Research|Flexible catheter guidewire|
US5334145A|1992-09-16|1994-08-02|Lundquist Ingemar H|Torquable catheter|
US5372144A|1992-12-01|1994-12-13|Scimed Life Systems, Inc.|Navigability improved guidewire construction and method of using same|
JP3345147B2|1993-01-26|2002-11-18|エヌイーシートーキン株式会社|血管拡張器具およびカテーテル|
DE69432379T2|1993-01-26|2004-02-05|Nec Tokin Corp., Sendai|Einrichtung zur vasculären Dilatation und Katheter|
US6576008B2|1993-02-19|2003-06-10|Scimed Life Systems, Inc.|Methods and device for inserting and withdrawing a two piece stent across a constricting anatomic structure|
US5772609A|1993-05-11|1998-06-30|Target Therapeutics, Inc.|Guidewire with variable flexibility due to polymeric coatings|
US6139510A|1994-05-11|2000-10-31|Target Therapeutics Inc.|Super elastic alloy guidewire|
FR2706883B1|1993-06-23|1995-10-20|Degremont||
US5989280A|1993-10-22|1999-11-23|Scimed Lifesystems, Inc|Stent delivery apparatus and method|
US5902290A|1994-03-14|1999-05-11|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Catheter providing intraluminal access|
US5569197A|1994-12-21|1996-10-29|Schneider Inc|Drug delivery guidewire|
US5797856A|1995-01-05|1998-08-25|Cardiometrics, Inc.|Intravascular guide wire and method|
US5788707A|1995-06-07|1998-08-04|Scimed Life Systems, Inc.|Pull back sleeve system with compression resistant inner shaft|
US6287315B1|1995-10-30|2001-09-11|World Medical Manufacturing Corporation|Apparatus for delivering an endoluminal prosthesis|
US5833632A|1995-12-07|1998-11-10|Sarcos, Inc.|Hollow guide wire apparatus catheters|
US6428489B1|1995-12-07|2002-08-06|Precision Vascular Systems, Inc.|Guidewire system|
EP0778039A1|1995-12-07|1997-06-11|Sarcos, Inc.|Catheter guide wire|
US6004279A|1996-01-16|1999-12-21|Boston Scientific Corporation|Medical guidewire|
US5695506A|1996-02-06|1997-12-09|Devices For Vascular Intervention|Catheter device with a flexible housing|
US6533805B1|1996-04-01|2003-03-18|General Surgical Innovations, Inc.|Prosthesis and method for deployment within a body lumen|
US6440088B1|1996-05-24|2002-08-27|Precision Vascular Systems, Inc.|Hybrid catheter guide wire apparatus and method|
AU3136997A|1996-05-24|1997-12-09|Sarcos, Inc.|Flexible balloon catheter/guide wire apparatus and method|
US6017319A|1996-05-24|2000-01-25|Precision Vascular Systems, Inc.|Hybrid tubular guide wire for catheters|
US6077295A|1996-07-15|2000-06-20|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Self-expanding stent delivery system|
US6123712A|1996-08-23|2000-09-26|Scimed Life Systems, Inc.|Balloon catheter with stent securement means|
US6007543A|1996-08-23|1999-12-28|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery system with stent securement means|
US6391032B2|1996-08-23|2002-05-21|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery system having stent securement means|
AU739710B2|1996-08-23|2001-10-18|Boston Scientific Limited|Stent delivery system having stent securement apparatus|
US6077273A|1996-08-23|2000-06-20|Scimed Life Systems, Inc.|Catheter support for stent delivery|
US6014919A|1996-09-16|2000-01-18|Precision Vascular Systems, Inc.|Method and apparatus for forming cuts in catheters, guidewires, and the like|
US5772669A|1996-09-27|1998-06-30|Scimed Life Systems, Inc.|Stent deployment catheter with retractable sheath|
US6001068A|1996-10-22|1999-12-14|Terumo Kabushiki Kaisha|Guide wire having tubular connector with helical slits|
DE19721703A1|1997-05-23|1998-11-26|Angiomed Ag|Kathetersystem mit hoher Knickfestigkeit|
US6273876B1|1997-12-05|2001-08-14|Intratherapeutics, Inc.|Catheter segments having circumferential supports with axial projection|
US6245095B1|1998-03-24|2001-06-12|Innercool Therapies, Inc.|Method and apparatus for location and temperature specific drug action such as thrombolysis|
KR19990072499A|1998-02-19|1999-09-27|리페르트 존|유연성이높은부위를가지는카테테르안내와이어장치|
US6174327B1|1998-02-27|2001-01-16|Scimed Life Systems, Inc.|Stent deployment apparatus and method|
DE29803816U1|1998-03-04|1998-04-23|Hsu Hsin Hsuan|Notenständer|
DE59812219D1|1998-03-04|2004-12-09|Schneider Europ Gmbh Buelach|Vorrichtung zum Einführen einer Endoprothese in einen Katheterschaft|
WO1999049808A1|1998-03-31|1999-10-07|Salviac Limited|A delivery catheter|
IE980241A1|1998-04-02|1999-10-20|Salviac Ltd|Delivery catheter with split sheath|
US6004310A|1998-06-17|1999-12-21|Target Therapeutics, Inc.|Multilumen catheter shaft with reinforcement|
US6048339A|1998-06-29|2000-04-11|Endius Incorporated|Flexible surgical instruments with suction|
US6093194A|1998-09-14|2000-07-25|Endocare, Inc.|Insertion device for stents and methods for use|
US6106455A|1998-10-21|2000-08-22|Kan; William C.|Radioactive seed vacuum pickup probe|
WO2000027462A1|1998-11-06|2000-05-18|The Furukawa Electric Co., Ltd.|FIL-GUIDE MEDICAL DU TYPE NiTi ET PROCEDE DE PRODUCTION|
US6102932A|1998-12-15|2000-08-15|Micrus Corporation|Intravascular device push wire delivery system|
US6254609B1|1999-01-11|2001-07-03|Scimed Life Systems, Inc.|Self-expanding stent delivery system with two sheaths|
EP1092449A1|1999-04-30|2001-04-18|Usaminanotechnology, Inc.|Catheter and guide wire|
US6241758B1|1999-05-28|2001-06-05|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Self-expanding stent delivery system and method of use|
US6168617B1|1999-06-14|2001-01-02|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery system|
US6398802B1|1999-06-21|2002-06-04|Scimed Life Systems, Inc.|Low profile delivery system for stent and graft deployment|
US6287291B1|1999-11-09|2001-09-11|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Protective sheath for catheters|
US6702802B1|1999-11-10|2004-03-09|Endovascular Technologies, Inc.|Catheters with improved transition|
US6579246B2|1999-12-22|2003-06-17|Sarcos, Lc|Coronary guidewire system|
US6602280B2|2000-02-02|2003-08-05|Trivascular, Inc.|Delivery system and method for expandable intracorporeal device|
AU2001238270B2|2000-02-15|2006-07-06|Eva Corporation|Delivery catheter assembly and method of securing a surgical component to a vessel during a surgical procedure|
US6629981B2|2000-07-06|2003-10-07|Endocare, Inc.|Stent delivery system|
US6773446B1|2000-08-02|2004-08-10|Cordis Corporation|Delivery apparatus for a self-expanding stent|
US6562064B1|2000-10-27|2003-05-13|Vascular Architects, Inc.|Placement catheter assembly|
US6428566B1|2000-10-31|2002-08-06|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Flexible hoop and link sheath for a stent delivery system|
US6436090B1|2000-12-21|2002-08-20|Advanced Cardiovascular Systems, Inc.|Multi lumen catheter shaft|
US6592568B2|2001-01-11|2003-07-15|Scimed Life Systems, Inc.|Balloon assembly for stent delivery catheter|
US6623491B2|2001-01-18|2003-09-23|Ev3 Peripheral, Inc.|Stent delivery system with spacer member|
US6699274B2|2001-01-22|2004-03-02|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery system and method of manufacturing same|
US6743210B2|2001-02-15|2004-06-01|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery catheter positioning device|
US6592549B2|2001-03-14|2003-07-15|Scimed Life Systems, Inc.|Rapid exchange stent delivery system and associated components|
US6660031B2|2001-04-11|2003-12-09|Scimed Life Systems, Inc.|Multi-length delivery system|
EP1406536A4|2001-06-20|2005-09-21|Microvention Inc|Medical devices having full or partial polymer coatings and their methods of manufacture|
WO2003004086A2|2001-07-05|2003-01-16|Precision Vascular Systems, Inc.|Troqueable soft tip medical device and method of usage|
US6726714B2|2001-08-09|2004-04-27|Scimed Life Systems, Inc.|Stent delivery system|
US6918882B2|2001-10-05|2005-07-19|Scimed Life Systems, Inc.|Guidewire with stiffness blending connection|
US6652508B2|2001-11-09|2003-11-25|Scimed Life Systems, Inc.|Intravascular microcatheter having hypotube proximal shaft with transition|
US7294124B2|2001-12-28|2007-11-13|Boston Scientific Scimed, Inc.|Hypotube with improved strain relief|
US7914467B2|2002-07-25|2011-03-29|Boston Scientific Scimed, Inc.|Tubular member having tapered transition for use in a medical device|
US20040167441A1|2003-02-26|2004-08-26|Reynolds Brian R.|Composite medical device|
US20040167437A1|2003-02-26|2004-08-26|Sharrow James S.|Articulating intracorporal medical device|
US7276062B2|2003-03-12|2007-10-02|Biosence Webster, Inc.|Deflectable catheter with hinge|
US7001369B2|2003-03-27|2006-02-21|Scimed Life Systems, Inc.|Medical device|
US6899202B1|2003-08-13|2005-05-31|Mcintyre John|Brake assembly for a bicycle|
US7785273B2|2003-09-22|2010-08-31|Boston Scientific Scimed, Inc.|Guidewire with reinforcing member|
US7637903B2|2004-02-09|2009-12-29|Cryocor, Inc.|Catheter articulation segment with alternating cuts|
US7744619B2|2004-02-24|2010-06-29|Boston Scientific Scimed, Inc.|Rotatable catheter assembly|
US20050234499A1|2004-04-19|2005-10-20|Scimed Life Systems, Inc.|Multi-lumen balloon catheter including manifold|
US20070083132A1|2005-10-11|2007-04-12|Sharrow James S|Medical device coil|
US8292827B2|2005-12-12|2012-10-23|Boston Scientific Scimed, Inc.|Micromachined medical devices|
US8419658B2|2006-09-06|2013-04-16|Boston Scientific Scimed, Inc.|Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel|
US8556914B2|2006-12-15|2013-10-15|Boston Scientific Scimed, Inc.|Medical device including structure for crossing an occlusion in a vessel|
US8821477B2|2007-08-06|2014-09-02|Boston Scientific Scimed, Inc.|Alternative micromachined structures|
US8460213B2|2008-01-03|2013-06-11|Boston Scientific Scimed, Inc.|Cut tubular members for a medical device and methods for making and using the same|
US8376961B2|2008-04-07|2013-02-19|Boston Scientific Scimed, Inc.|Micromachined composite guidewire structure with anisotropic bending properties|
JP2013523282A|2010-03-31|2013-06-17|ボストンサイエンティフィックサイムド,インコーポレイテッドBostonScientificScimed,Inc.|曲げ剛性プロファイルを有するガイドワイヤ|
WO2012122183A1|2011-03-07|2012-09-13|Stryker Corporation|Balloon catheter and support shaft for same|US8460213B2|2008-01-03|2013-06-11|Boston Scientific Scimed, Inc.|Cut tubular members for a medical device and methods for making and using the same|
CA2745662C|2008-12-08|2014-07-08|Scientia Vascular, Llc|Micro-cutting machine for forming cuts in products|
US9950137B2|2009-04-03|2018-04-24|Scientia Vascular, Llc|Micro-fabricated guidewire devices formed with hybrid materials|
US10363389B2|2009-04-03|2019-07-30|Scientia Vascular, Llc|Micro-fabricated guidewire devices having varying diameters|
JP2013523282A|2010-03-31|2013-06-17|ボストンサイエンティフィックサイムド,インコーポレイテッドBostonScientificScimed,Inc.|曲げ剛性プロファイルを有するガイドワイヤ|
SE535022C2|2010-06-30|2012-03-20|St Jude Medical Systems Ab|Sensor guide wire comprising a multi-hole sensor capsule|
US10314541B2|2010-09-29|2019-06-11|St. Jude Medical Coordination Center Bvba|Sensor guide wire|
US20120095566A1|2010-10-18|2012-04-19|Boston Scientific Scimed, Inc.|Flexible ureteral stent|
US8795202B2|2011-02-04|2014-08-05|Boston Scientific Scimed, Inc.|Guidewires and methods for making and using the same|
US9072874B2|2011-05-13|2015-07-07|Boston Scientific Scimed, Inc.|Medical devices with a heat transfer region and a heat sink region and methods for manufacturing medical devices|
WO2013164682A1|2012-05-03|2013-11-07|St. Jude Medical Systems Ab|Tube and sensor guide wire comprising tube|
KR101466705B1|2013-04-16|2014-12-01|한국과학기술연구원|비등방성 패턴을 갖는 튜브 연속체 로봇 및 튜브 제조 방법|
US10470713B2|2013-10-25|2019-11-12|St. Jude Medical Coordination Center Bvba|Sensor guide wire device and system including a sensor guide wire device|
EP3137148A4|2014-05-02|2018-01-24|Intellimedical Technologies Pty Ltd|Elongate steerable devices for insertion into a subject's body|
USD743007S1|2014-12-01|2015-11-10|Asahi Intecc Co., Ltd.|Slitted pipe|
US10792473B2|2016-03-16|2020-10-06|St. Jude Medical Coordination Center Bvba|Core wire having a flattened portion to provide preferential bending|
US10252024B2|2016-04-05|2019-04-09|Stryker Corporation|Medical devices and methods of manufacturing same|
US10821268B2|2016-09-14|2020-11-03|Scientia Vascular, Llc|Integrated coil vascular devices|
法律状态:
2011-12-22| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111221 |
2012-05-29| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120528 |
2013-02-13| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130212 |
2013-02-18| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130214 |
2013-05-11| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130510 |
2013-12-04| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131203 |
2014-04-04| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140403 |
2014-04-18| A911| Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140417 |
2014-06-16| A912| Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20140613 |
2015-05-07| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150507 |
2015-06-10| A601| Written request for extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20150610 |
2015-07-10| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150710 |
2015-10-22| A61| First payment of annual fees (during grant procedure)|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151015 |
2015-10-23| R150| Certificate of patent or registration of utility model|Ref document number: 5827009 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
2018-10-23| LAPS| Cancellation because of no payment of annual fees|
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]